加工技術情報 (VA/VE)
用語集（詳しく知ろう！）
中ねじ切り加工とは？
上図は、複合旋盤加工で施される中ねじ切り加工です。
中ねじ切り加工は、部品の内部にねじ山を加工する工程です。このような内ねじは、機械の部品や組立てにおける締結機能に用いられ、接続部を固定したり、部品同士を結合したりするために重要です。
＜中ねじ切り加工の手順＞
固定: 部品を旋盤のチャックで固定します。
設定: CNCプログラムを使用して、ねじの寸法、ピッチ（ねじの山間の距離）、および深さを設定します。
工具選択: 内ねじ切り用のタップが選ばれます。タップはねじのサイズとタイプ（メトリック、UNC、UNFなど）に合わせて選択されます。
加工: タップを使用して部品の内側にねじを切ります。複合旋盤はタップを所定の位置まで正確に進行させ、ねじ山を形成します。
検査と仕上げ: ねじの寸法と品質を検査し、必要に応じて追加の仕上げ加工を行います。
中ねじ切り加工は、油圧や空圧システムのコンポーネント、配管の継手、エンジンの部品など、様々な分野で見られます。
＜加工実績＞
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