加工技術情報 (VA/VE)

ねじの「分山（分数）」とは、インチネジのサイズを表します。

１インチを8で割ったものが「一分」と言います。

分数（分山）で表されたサイズは、下記のようになります。

🔵ねじの「分山（分数）」について

ねじの「分山」または「分数」とは、ねじ山の一部分を指しており、主にねじ山のピッチやその他の特性を計測する際に使用される用語です。具体的には、ねじ山の一部を平面上に投影した時のピッチ（隣接するねじ山の頂点間の距離）を表します。この測定は、ねじの締結能力や精度を評価する上で重要であり、特に精密なアプリケーションでの使用においては、適切な「分山」の選定が必須です。例えば、細かいピッチのねじは、より高い精度での締結が可能ですが、力の伝達効率は低下することがあります。このため、用途に応じて最適な「分山」を選ぶことが求められます。